日本の行事・記念日の歴史や過ごし方をまとめました!

入学・卒業

学校

子どもの成長を感じる瞬間

子どもが育っていくと、学校へ上がる時期、また卒業する時を迎えます。
両親にとって1つの節目となる時で、子どもが成長したことを実感できる瞬間でしょう。
子どもにとっては晴れの舞台となる入学式や卒業式ですので、しっかりと準備して一生の思い出になる式としたいものです。

また、子どもが入学するのであれば、学校に早く馴染んで多くを学び、友人をたくさん作れるように、親子で事前に準備することも大事です。
さらに、両親にとっては、学校へ行かせるということはお金がかかることですので、経済的な準備も早くから進めるというのもポイントです。

子ども一人の教育費は、大学まで入れると1,000万円を軽く超えるお金がかかるとされていますので、しっかりと計算して学費を貯めておき、賢く使っていくことが求められます。
より良い教育を受けさせることは、子どもの将来にも関わる大事なことですので、親の側でできる限りのことはしたいものです。

子どもが主役の入学式と卒業式

子どもにとって大事な節目となる入学式や卒業式ですが、両親もしくは片方の親が出席するのが普通です。
当然、フォーマルな場ですので、服装や身繕いに気を遣っていきたいを思うものですが、あくまで子どもが主役であることを覚えておきましょう。

大勢の父兄の方がいるからと、ついつい気合いを入れてしまって、派手な服装をしてしまうと周りから浮いてしまいます。
子どもを見守るという立場で、控え目な服装をしていくのが一般的です。
男性なら濃い目の色のスーツ、女性なら控え目な色のスーツや、模様があまり入っていない着物などが適当でしょう。

また、記念となる行事ということで、多くの父兄がビデオや写真を撮っていますが、その際にもマナーを忘れないようにしましょう。
他の人の視界を遮るような仕方で撮影を行ったり、子どもに声がけをしたりするのは避けなければなりません。

入学、卒業祝いを贈る

親族や知り合いの子どもが入学もしくは卒業したら、お祝いを贈るのが習慣です。
お祝いの品は、入学の場合であれば、学校に関係のあるものが良いでしょう。
文房具や辞書、本などが定番ですが、すでに持っているものとかぶらないかどうか、両親に聞いてみるのが最善です。

もちろん、商品券や現金を包むというのもお祝いになります。
その際には、祝儀袋に入学祝いもしくは卒業祝いであることを明記し、下に子どもの名前を書くようにします。

こうしたお祝いは、子どもの年齢にもよりますが、通常は両親に渡す、もしくは両親のいる前で子どもに渡します。
そうすることで、両親が感謝を述べる機会を逸しずに済みますし、お祝いが間違いなく渡されたことを確認できます。